当外科では、消化器領域疾患を中心に、胆石・ヘルニアなどを含め、年間600～700件ほどの手術を実施しており、地域基幹病院として緊急手術の割合が高いのも特色です。
また、総合病院である当院では、循環器内科、透析などを担う腎臓内科の医師も充実しており、これら心臓病や腎臓病を患った患者様の手術にもスタッフ一同協力して治療にあたっております。
また、「地域がん診療連携拠点病院」の指定を受け、地域におけるがん診療の充実と、連携、支援の推進にも重点を置いて診療を行っております。
そして、がん終末期における緩和治療に関しては、緩和ケア科の介入と共に緩和ケアチームを設け、主治医のみでなくチームとして患者様をサポートする体制作りを行うなど、患者様のご期待に応えられるよう努めております。
2023年から、手術支援ロボットda Vinci Xiを用いた手術を開始いたしました。現在は胃がんの手術において適応となる患者様の病態や安全性を十分考慮した上で行っております。

レーザー専門医・指導医が在籍しているため、乳児血管腫をはじめとした赤あざや色素性病変のレーザー治療の紹介患者が極めて多く色素性病変を数多く研修できます。また疣贅専門外来を行なっているため、尖圭コンジローマのみだけでも年間 100 例を超え、難治性疣贅の紹介患者は非常に多く、疾患特異性の研修を行えます。また皮膚外科にも力を注ぎ、手術件数はプログラムのとおりであり、専攻医としては十分、研修できる体制です。common disease は勿論、炎症性疾患から腫瘍性疾患まで幅広く研修できる環境です。

経験豊富な指導医のもとで多種多様な症例を申し分なく経験できます。3年間の研修修了後には病理専門医試験に余裕を持って合格し、地域医療の第一線で活躍できる総合的な診断能力が身に付きます。

形成外科は、急性外傷、慢性腫瘍、腫瘍、再建、マイクロサージャリー、先天疾患、変性疾患など多岐に渡りますが、当科では全般的にまんべんなく研修できるのが特徴です。

大学病院の総合診療科で内科全般を学びつつ、関連施設で総合診療医として学ぶプログラムです。
豊富な経験を持つ指導医が揃っています。

当センター泌尿器科は総合医学2（外科系）に属しています。4年間の研修期間で、当センターおよび連携施設において、入院、外来診療、さらに各種手術の助手、執刀医として経験することができます。

豊富な症例を経験できる自治医科大学附属さいたま医療センターを基幹病院として、医療の進歩に応じた知識・医療技能、科学的な考え方を習得することができます。

当院は眼科専門研修の基幹施設として、眼科専門医の取得を目指す医師を対象に、卒後臨床研修修了後の4年間の眼科臨床研修を提供しています。さらに、単なる専門医取得にとどまらず、ぶどう膜炎、網膜硝子体疾患、緑内障、白内障、角膜疾患、視神経炎などの分野において、サブスペシャリティを深める機会も充実しています。

手術室では、臓器移植を除く全科の症例を扱っています。特に心臓大血管手術、呼吸器外科手術を数多く経験出来ます。また、重篤な併存症を有する患者の麻酔管理を行う機会も豊富です。麻酔科・集中治療部として運営しているため、30床を有するClosed ICUにて、幅広い疾患の患者管理を経験することも可能です。ICUでは特に機械的補助循環（ECMO、IMPELLA、IABP、CRRTなど）の管理、重症呼吸不全の呼吸管理を、数多く経験出来ます。

このプログラムでは、産婦人科専門医を取得するために必要な、産科周産期、婦人科腫瘍、生殖内分泌、等についての知識、技術を習得することができます。３年間の研修終了し、所定の実地経験を完了すると、専門医試験を受験することができます。