臨床研修施設
学校法人 北里研究所 北里大学メディカルセンター
県央
372床
2次救急
JR高崎線「北本駅」よりバス15分
臨床研修施設
プライマリ
住宅補助有
学閥なし
時間外手当
男性育休
自由度高い
託児所有
車通勤
北里大学メディカルセンターは医師・メディカルスタッフの連携によるチーム医療実践の場として、また地域医療支援病院として「頼りになる病院」を目指して診療・教育・研究等に取り組んでいます。
施設にお問合せ
整形外科
北里大学メディカルセンター整形外科専門研修プログラム
整形外科
北里大学メディカルセンター整形外科専門研修プログラム
整形外科
北里大学メディカルセンター整形外科専門研修プログラム
脊椎疾患のスペシャリストを目指しつつ、1カ月間の「育休」を取得
薬剤師から医師に転身し、整形外科の専門研修プログラムに取り組む一條先生。現在37歳、専攻医4年目の今年は育休も取得したという一條先生に、整形外科を選んだ理由や今後の展望などをお聞きしました。
更新日:2024年03月

一條 友孝いちじょう ともたか
医師期間
専攻医4年目(医師6年目)
出身大学
島根大学
お住まい
埼玉県川越市
将来の目標
病に真摯に向きあい治すことができる医師になること。脊椎疾患を専門にしつつ、概ねどんな手術もできるオールラウンダーになること。
プログラムスケジュール
プログラム指標※インタビュー対象者の個人の主観です
「患者のための治療」を目指して薬剤師から医師に転身
整形外科を選んだのは運動器の疼痛コントロールに興味があったこと、「どうしたら患者さんが良くなるだろう?」と考えを巡らせるのが自分に合っていると感じたからです。実はもともと薬剤師をしていたのですが、症状が一向に改善しないにもかかわらず同じ薬を飲み続けている患者さんがいらしても、当時の自分には何もできなくて…。「薬を処方する側に回ろう」と一念発起して医学部に入り直した経緯があるものですから、手術をはじめブロック注射や温熱療法などあらゆる治療法を駆使して患者さんに喜んでいただけるようにと考え、整形外科医になることを決めました。こちらのプログラムを選んだのは、医局の雰囲気の良さが決め手でした。実際に今は上の先生方に優しく指導していただいたり、周りにも聞きやすかったりする環境なのでとても助かっています。

脊椎疾患を中心に整形外科全般を幅広く経験
現在担当している患者さんは平均して5人前後、執刀した手術の件数は外傷が100症例、脊椎疾患が20症例といったところでしょうか。これはあくまでも今働いている北里大学メディカルセンターでの数字で、研修先の病院によっても症例数は違ってきます。専攻医2年目に出向していた湘南東部総合病院では年間150症例くらい担当していましたが、当センターは医師数が充実していることもあって症例が分散しているような気がします。それでも専門医取得に向けて整形外科領域を幅広く経験できている実感があり、手術を担当した患者さんと仲良くなって一緒にゴルフに出かけたこともありました(笑)。ただ一つ、僕は将来的に脊椎疾患を専門にしたいと考えているので問題ないですが、腫瘍を診たいという人には当センターは適さないかもしれません。

第一子の誕生にあわせて1カ月間の育休を取得
薬剤師になるために6年間、学士編入して医学部で4年間、大学でトータル10年間学び、今年で37歳になりました。プライベートでは専攻医3年目に結婚、4年目の今年は子どもも生まれるなどイベントが続きましたが、1カ月間の育休を取得できたのも当センターならではのことだったと思います。僕1人欠けても整形外科が回るのは、医師の数が充実しているおかげだと言えるのではないでしょうか。ただし今のところお休みは日曜日だけ、まったく休みのない週もありますので、子どもが生まれてからは「週休2日は欲しいな」と思ったりしています。それでも当直は月に1~2回くらいで少ないほうだと思いますし、手術の予定を避ければ有休も取りやすいので、それほど不満はありません。

1日のスケジュール
08:00
出勤
カンファレンス・病棟管理
09:00
外来 または 手術
13:00
手術 または 病棟管理
16:30
病棟業務
19:00
退勤
経験症例

内科
北里大学メディカルセンター内科専門研修プログラム
内科
北里大学メディカルセンター内科専門研修プログラム
内科
北里大学メディカルセンター内科専門研修プログラム
腎炎、透析、電解質異常…。J-OSLERをクリアする多彩な症例を経験
大学の実習で腎臓内科に興味を抱き、臨床研修を通じて自分の進路を決めたという江原先生。北里大学OGであり埼玉県出身の江原先生に、プログラム選びのポイントや日々の働き方などについてお話いただきます。
更新日:2024年03月

江原 かおりえはら かおり
医師期間
専攻医4年目(医師6年目)
出身大学
北里大学
お住まい
埼玉県上尾市
将来の目標
地域のニーズに応え、患者に寄り添える医師
プログラムスケジュール
プログラム指標※インタビュー対象者の個人の主観です
学生時代から初志貫徹。専門研修プログラムの第1期生に
父が呼吸器内科医ということもあり、漠然とですが内科を希望する気持ちを持っていました。中でも腎臓内科は腎炎、透析、電解質異常、心不全などの疾患を幅広く診られて、カテーテルなどの手技もあります。大学の頃にこの科がいいなと思い始め、臨床研修でいろいろな科を回ってみて腎臓内科に進む気持ちを強くしました。こちらのプログラムを選んだのは私自身が北里大学出身であること、臨床研修でお世話になった時に働きやすさを実感したことが大きな理由です。「北里大学」という名前こそ付いていますが、当センターは中規模の市中病院といった位置付けのため、コメディカルと距離が近く診療科の垣根も低くてアットホームな雰囲気があります。ちょうど私の代から専門研修プログラムがスタートするというご縁もあって、第1期生として学ばせていただくことを決めました。

多彩かつ豊富な症例を経験し、J-OSLERを見事にクリア
専攻医4年目の今は主治医の立場で、自分の裁量で患者さんの治療方針を決めることも多くなりました。現在担当している患者さんは10人ほど、そのほか上級医のサポートや研修医のフォローなどを含めて常時15人前後の患者さんを診ている感じになるでしょうか。腎臓という臓器を窓口に他科と連携する場面も多くあって、リウマチ科の先生とチームを組んだり、外科の先生から相談を受けることがあったりと幅広く勉強させていただいています。内科専門医を目指すにあたっては「J-OSLER」のことが頭をよぎるかと思いますが、当センターなら内科ローテをするまでもなく1年半もすれば症例を集められると思います。症例が集まりやすいからといって、忙しくて仕方がないわけでもありません。私はすでに内科専門医を取っているので、次はサブスぺとして腎臓専門医と透析専門医を取る予定でいます。

患者さんやご家族からの感謝の言葉が日々の診療の励み
毎朝透析室でのカンファレンスから1日がスタートし、週に一度は午前・午後ともに外来を担当しています。私は主治医として初めて担当した患者さんを今も外来で診ているのですが、ご家族から「ここに来て良かったです」と言っていただけた時は本当にうれしかったですね。当センターは入院患者さんに加えて通院患者さんに対する透析も行っているので、週末の土曜日もお昼過ぎまで仕事をするのは当たり前、祝日という概念もありません(笑)。それでも日曜日はしっかりお休みできますし、平日は遅くとも6時半には帰るようにしています。私はまだ有休しか取ったことがないのですが、産休や育休でお休みした先生の中には男性医師もいるようなので、長期の休暇取得もきちんと認めてもらえる環境だと思います。

1日のスケジュール
08:00
出勤
08:30
透析室にてカンファレンス
※日中の業務は曜日によって異なる 月:午前・午後ともに外来を担当/火~金:病棟業務・透析管理・研修医の指導 ※ルーティン業務 火:カンファレンス/水:15:00より回診
18:00
退勤