臨床研修施設
埼玉医科大学国際医療センター
西部
756床
3次救急
東武越生線「東毛呂駅」よりバス15分、JR川越線「高麗川駅」よりバス10分
臨床研修施設
3次救急
がん拠点・連携
サブスぺ充実
大学院
学閥なし
最新機器
海外留学支援
症例数が多い
当院は国内の高度専門医療を提供する病院として「一流」を自負する優秀な医師がプライドを持って医療を提供しています。「こんな診療がしたい」という熱い思いを持つ医師、各分野のスペシャリストの医師ばかりなので、「とにかく勉強がしたい」研修医・専攻医には、濃密に学べる機会が潤沢に用意されています。大学院も併設しているので、学位を取得することもできます。実力があれば能力を発揮し活躍する場を得ることができます。
施設にお問合せ内科
埼玉医科大学国際医療センター内科専門医研修プログラム
内科
埼玉医科大学国際医療センター内科専門医研修プログラム
内科
埼玉医科大学国際医療センター内科専門医研修プログラム
当科研修の魅力について 〜内視鏡のスペシャリストに囲まれて〜
消化管・胆膵領域を中心に経験を積み、学会発表や論文執筆にも力を注ぐ地主先生。さぞ忙しいかと思いきや、「チーム制なのでオンオフがはっきりしている」との答え。 患者をチームで診ることのメリットや職場環境などについて教えていただきました。
更新日:2024年01月
地主 龍平じぬし りゅうへい
医師期間
専攻医3年目(医師5年目)
出身大学
金沢医科大学
お住まい
病院まで車で5分程度
プログラムスケジュール
プログラム指標※インタビュー対象者の個人の主観です
内視鏡のスペシャリストに囲まれてスキルを磨く。
臨床研修時に消化器内科をローテした際に初めて内視鏡を手にし、その面白さにすっかり魅了されてしまいました。当時の部長の人柄の良さにも後押しされて消化器内科に進むことを決めました。 当院消化器内科は特に内視鏡領域が強いと聞いていたので、専門研修先は迷いなく決めました。現在は良沢教授のもとで胆膵内視鏡を中心に勉強しているところです。当科の特徴は、内視鏡スペシャリストである上級医からマンツーマン指導をしてもらえること、また学会発表や論文執筆のどちらもバランスよく学べる最適な環境だと思います。
勤務終了後は自己研鑽の時間。チーム制だからこそオンオフははっきりと。
消化器内視鏡科はチームで患者さんを診療しています。1週間あたり20~30人前後の患者さんが入退院されますが、全患者さんをワンチームで担当しており、働きすぎで疲弊することはありません。有給休暇はもちろん、夏休みなどの長期休暇も取得できます。また、休日体制は当番制で整っており、充実した休日を過ごすことができます。 勤務の流れは、午前7時頃にカルテ診を行い、8時から回診をします。基本的に日中は内視鏡検査・治療などを行い、17時半には全処置が終われるよう皆で協力しています。勤務終了後は学会発表の資料作成や論文執筆などの自己研鑽の時間です。もちろん何もなければ帰宅もOKです。自分のライフスタイルに合わせて働ける点も魅力の一つだと思います。
消化器内視鏡科だからこその魅力、やりがいがある。
基本的に毎日が内視鏡検査・治療中心の生活です。具体的には上部消化管内視鏡検査・大腸内視鏡検査から始まり、治療内視鏡であるESD、ERCP、EUS(-FNA)などです。内視鏡のスペシャリストに囲まれて学習できる環境はピカイチだと思いますし、臨床に加えて学会発表や論文執筆にも注力でき、自分のキャリアプランを確立できる素敵な環境だと思います。自分としてはこの研修プログラムに全く不満はないですが、「埼玉県日高市はちょっと…」と敬遠する人もいるかもしれません。たしかに都心からのアクセスがいいとは言えませんし、決して都会とは言えません(笑)。しかし、これは埼玉県ならではの文化なのか、退院する患者さんからお手紙をいただくこともあり、日々の診療の励みになっています。
1日のスケジュール
07:00
出勤、カルテチェックなど
08:00
回診
火曜日・木曜日は教授回診
09:00
内視鏡治療(EGD、CS、ESD、ERCP、EUSなど)
17:30
業務終了
以降は自己研鑽、退勤
経験症例
外科
埼玉医科大学外科専門研修プログラム
外科
埼玉医科大学外科専門研修プログラム
外科
埼玉医科大学外科専門研修プログラム
仕事は楽しみながらやるもの。努力と気持ち次第でどんな困難も乗り越えられる。
救命医に憧れて医師を目指し、その中でも臨床研修を通じて外科の楽しさに目覚めたという齋藤先生。外科医としてのやりがいや患者さんとのエピソード、将来のビジョンなどをお聞きしました。
更新日:2024年01月
齋藤 菜子さいとう なこ
医師期間
専攻医1年目(医師3年目)
出身大学
埼玉医科大学
お住まい
病院から車で20~30分程度
プログラムスケジュール
プログラム指標※インタビュー対象者の個人の主観です
自分の治療で患者さんが元気になることが一番のやりがい
私は救急医に憧れて医師を目指しました。 ただ救急外来には心臓、脳卒中、外傷など様々な患者さんがやってきます。その中でも自分はどの分野で救命救急に携わりたいのかがずっと漠然としていました。 そんな中、臨床研修1年目の冬に消化器・一般外科と救命救急科を回ったことが今後の自分の医師人生の中で大きなターニングポイントとなりました。 研修中は消化管穿孔、胆嚢炎、虫垂炎などの緊急手術が毎日のようにありました。 出血多量でモニターのアラームが鳴り響く騒がしい手術室。でも術野の中では冷静に淡々と、しかも楽しそうに、当初研修医だった私に指導しながら手術をする外科医の姿がありました。それを見てただ単純に「自分もこういう医者になりたい」と思いました。 もともと切ったり・縫ったりと手を動かすことが好きなので手術の時は楽しいと感じますが、外科専攻医としての修練が本格的に始まった今、勉強や練習が足りないせいで上手くいかず自暴自棄になることもたまにあります。しかし治療を終えて笑顔で退院していく患者さんや、上級医の先生方の執刀する姿を見ると「もっともっと努力して自分も絶対こうなる」と気持ちを奮い立たせて日々頑張っています。
ローテーションで各科を回り、広い視野を持って将来を見据える
専攻医1年目の今年は乳腺腫瘍科を2カ月回ったほか、肝胆膵外科や呼吸器外科を回りました。今は埼玉医科大学病院の消化器・一般外科を回っており、2年目は外部施設で研修することが決まっています。私はまだ外科のどのサブスペシャリティに進むかを決めかねているので、こうしていろいろな科を見て回れるのはとてもありがたいです。 外科医は特にプライベートと両立するのが難しい部分もあると思いますが、医師として一生仕事を続けていくために自分なりの強みを探し、どの道に進むにせよ、ゆるぎない実力を身に付けていくことが今後の自分の課題です。
常時5~10人の患者さんを担当し、週に2回手術を執刀
少し前までの外科医の1日は、毎日早朝出勤、そして日付が変わった頃にようやく業務終了となることが少なくなかったようです。これに対して今は当直医にしっかりバトンタッチができ、遅くても午後7時には帰れることがほとんどで、労働環境は概ね整っていると思われます。オンコール当番は週に1~2回で深夜の緊急手術もあります。担当患者さんは常時5~10人で、困った時には上司に相談しやすい環境です。当院は外科専攻医の数がそれほど多くなく、無理のない範囲で分け隔てなく執刀させてもらえます。今は週に2回ほど執刀症例が回ってきて、ガツガツ前に出ていくタイプではない私にとって、ここは理想的な環境だと思っています(笑)。だからこそ指導医の先生方に感謝の気持ちを忘れず、そして何より自分の将来のためにどんなに疲れていても糸結びや縫合の練習、ビデオの復習などを日々欠かさずこなすように心掛けています。
1日のスケジュール
07:00
出勤
07:30
回診
08:15
カンファレンス
前日緊急入院、前日オペプレゼン、翌日オペプレゼン
09:00
手術
合間に病棟業務
18:00
夕方カンファレンス
19:00
退勤
経験症例
救急科
埼玉医科大学国際医療センター救急科専門医研修プログラム
救急科
埼玉医科大学国際医療センター救急科専門医研修プログラム
救急科
埼玉医科大学国際医療センター救急科専門医研修プログラム
日勤・夜勤の2交代制。外傷・手術・内科系疾患など多彩な症例を経験
医師家系ではなく、勉強ができた方でもないという近江先生。埼玉医科大学OBでもある近江先生に、救命救急科を志望した理由、将来のキャリアプランなどについてお聞きしました。
更新日:2024年01月
近江 光おおみ ひかり
医師期間
専攻医3年目(医師5年目)
出身大学
埼玉医科大学
お住まい
車で10分のマンション
将来の目標
学生・研修医の教育
プログラムスケジュール
プログラム指標※インタビュー対象者の個人の主観です
目の前で倒れている人を助けたい―。その気持ちが原点
医師を目指すそもそもの理由として「目の前で倒れている人に対応できるようになりたい」という気持ちがありました。とはいえ学生時代はそれほど勉強ができたわけではなくて、「勉強を頑張って医学部に入る」と宣言した時は、周りから全力で止められました(笑)。僕は埼玉医科大学の出身で、臨床研修もこちらで行いました。2年かけていろいろな科を回る中では消化器外科にも興味をひかれましたが、改めて自分の原点に立ち返って考え、最終的に救命救急科に進むことを決めました。こちらには臨床研修でもお世話になった先生も多かったですし、働きやすい環境だということも知っていましたし。ここにいればたくさんの症例を経験できると分かっていたため、「外に出ていく必要はない」と思ったのが正直なところです。
外傷から消化器領域の手術、内科系疾患まで多彩な症例を経験
当センターの救命救急科の特徴として、消化器外科領域の手術や内科疾患にも対応している点が挙げられます。一般に救急科で扱うのは外傷などが中心ですが、当センターでは虫垂炎や腸閉塞などをはじめとした良性・救急疾患に対する手術で手技を身につけることができ、内科の症例も幅広く学べます。1日に担当する患者さんは時期によって異なりますが、これまでに「がん以外の病気」はもれなく経験していると思います。専攻医1年目に初めて担当した患者さんのことは今も良く覚えていますし、朝8時から夜8時まで付きっ切りで救急対応した患者さんなど、印象深いエピソードがたくさんあります。いろいろな症例を経験して日々鍛えられているので、専門医を取得した後は手術やカテーテルなど自分の武器になるものを究めようと思っています。
日勤・夜勤の2交代制。しっかり働き、しっかり休む
救命救急科の勤務形態は、日勤と夜勤の2交代制です。日勤の場合は朝8時半からのカンファレンスに間に合うように病院に来て、夕方5時のカンファレンスと回診が終われば業務終了です。今のところ救命救急科は医師の数が少なめで、経験症例に困ることはありません。冬場などの忙しい時期は1日に20人近くの患者さんに対応することもあり、大変な思いをすることもありますけど。2交代制のおかげで当直明けも家に帰ってゆっくり休めますし、メリハリのある働き方ができていると思います。最近は新たに優しい教授が加わって、救命救急科全体の雰囲気がぐっと良くなっていますから(笑)一人でも多くの人に仲間になってもらえたらうれしいです。
1日のスケジュール
08:00
出勤
08:30
カンファレンス/回診
09:00
救急車対応/病棟業務
当直明けの場合は病棟業務が終われば、適宜退勤
17:00
カンファレンス/回診
当直の場合は、夕方のカンファレンスから参加
17:30
業務終了
経験症例
脳神経外科
脳神経外科専門研修埼玉医科大学国際医療センタープログラム
脳神経外科
脳神経外科専門研修埼玉医科大学国際医療センタープログラム
脳神経外科
脳神経外科専門研修埼玉医科大学国際医療センタープログラム
各分野のスペシャリストのもとで経験を積み、脳神経外科専門医を目指す
実習や臨床研修を通じて興味を抱いた分野と自身の適性を照らし合わせ、脳神経外科を選んだという吉田先生。現在取り組んでいる専門研修プログラムのメリットを詳しく教えていただきます。
更新日:2024年01月
吉田 馨次朗よしだ けいじろう
医師期間
専攻医3年目(医師5年目)
出身大学
埼玉医科大学
お住まい
車で30分
将来の目標
地域で信頼される開業 脳外科医
プログラムスケジュール
プログラム指標※インタビュー対象者の個人の主観です
多彩な手技と対話で「不治の病」を治したい
父親が歯科医でもともと顎・顔面の修復あるいは嚙み合わせなどに興味があり、漠然と形成外科を志望していました。また、学生時代の病棟実習で形成外科のマイクロサージャリーを見て「自分もこの手術をしてみたい」と感じたこともあり、最初は形成外科に進むつもりでいました。しかし実習の中で脳神経内科を回った時に脳の機能局在に興味を抱き、神経を専門にしたいという気持ちが大きくなりました。脳神経の病気は「不治の病」と考えられているものが多くあり、現代においては、インターネット・スマホなどで調べることで患者さんは多くの不確定な情報により不安や絶望の中、受診されます。そんな患者さんに向けて分かりやすく、かつ丁寧に説明をすることで、前向きに治療に取り組んでいただけるように働きかけることが必要であると考えていました。もともと人と話すことが好きな僕には、そういった部分は向いているのかなと思ったりもしました。同じ神経領域でも内科と外科で扱う疾患は大きく異なりますが、神経疾患への罹患という意味において、患者さんの不安の強さは内科も外科も関係ありません。そんな中で体力のあるうちに外科医として研鑽を積みたいと思い、脳神経外科に進みました。実際に脳神経外科はマイクロサージャリーやカテーテル、神経診察など手技的要素も強く、また患者さんを不安の中から一歩前に進めるための病状説明なども必要です。自分がやりたかったことがこの科には全て詰まっていたため、この分野を選んで間違いなかったと思っています。
複数の病院を回り、スペシャリストのもとで研鑽を積む
こちらの専門研修プログラムを選んだのは、若手のうちからたくさんの手術・手技を執刀させていただき、たくさんの症例を経験できると感じたからです。というのも、ただ経験できるだけではなく、上級医と2人チームあるいは3人チームで学年の近い上級医とdisucussionをしながら治療方針などを決めていけます。まさに担当医である自分が患者のことを一番知っている医療を実現でき、若手ながらにやりがいを強く感じることができます。それに加えて、上級医の人間性もプログラム選択の決め手になりました。プログラムそのものが素晴らしいのはもちろんですが、専攻医一人ひとりの人間性を成長させてくださると言いますか。ここでなら医師としてだけでなく「人」としても成長できると思いました。プログラムの内容では疾患のジャンルごとに強みを持った病院が関連病院としてあり、各分野のスペシャリストといえる先生方の手術を間近で見学できるところが大きな特徴です。大きく分けると脳外科の領域は脳血管障害、脊椎・脊髄外科、脳腫瘍、機能的脳外科、小児脳神経外科などに分かれます。僕は今専攻医5年目ですが、これまでの4年間で自施設を含めて6つの病院を回りました。当センターでも脳神経外科の中の脳脊髄腫瘍科、脳卒中外科、脳血管内治療科を全て回って、今は脳卒中外科に籍を置いています。
若手の立場で手術を経験し、スキルアップを目指す
手術のある日は1日1~2件。最近は医師の働き改革の兼ね合いもあって、2件あるときは、2件目の手術をできるだけ早めにスタートして、午後5時半の業務終了を目指します。僕はもうすぐ子どもが生まれるので、できるだけ早く家に帰れるようにがんばりたいと思っています(笑)。このプログラムを検討している人への情報として、専門医を取るまでの間に何度か引っ越しする可能性があります。もちろん希望病院によっては引っ越し不要の場所もあります。僕の場合は、自らの希望もあり、東京・群馬・大阪の病院を回って、その都度引っ越しをしました。もちろん住宅補助などの制度はありますが、子どもがいたりすると保育園の手配などがあって大変かもしれないですね。その場合には単身赴任なども選択肢の一つかもしれません。ただ、ローテーションできる関連病院はいずれもとても素晴らしい病院ですから、脳神経外科医としてスキルアップできるのは間違いないと思います。
1日のスケジュール
08:00
出勤
08:30
カンファレンス・朝回診・手術
手術は午前・午後で2件
17:30
業務終了
21:00
退勤