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埼玉県立小児医療センター小児科専門研修プログラム

小児科医は成長、発達の過程にある小児の診療のため、正常小児の成長・発達に関する知識が不可欠で、新生児期から思春期まで幅広い知識と、発達段階によって疾患内容が異なるという知識が必要です。さらに小児科医はgeneral physicianとしての能力が求められ、そのために、小児科医として必須の疾患をもれなく経験し、疾患の知識とチーム医療・問題対応能力・安全管理能力を獲得し、家族への説明と同意を得る技能を身に付ける必要があります。

本プログラムでは、「小児医療の水準向上・進歩発展を図り、小児の健康増進および福祉の充実に寄与する優れた小児科専門医を育成する」ことを目的とし、一定の専門領域に偏ることなく、幅広く研修します。研修医は「小児科医は子どもの総合医である」という基本的姿勢に基づいて3年間の研修を行い、「子どもの総合診療医」「育児・健康支援者」「子どもの代弁者」「学識・研究者」「医療のプロフェッショナル」の5つの資質を備えた小児科専門医になることを目指していただきます。

埼玉県立小児医療センターは重症、かつ複雑な疾患を抱える子ども達に対応した、3次機能を持つ小児専門病院です。小児のあらゆる疾患、病態に対応するために、様々な小児専門診療科が揃っており、また、当センターは全国に15か所の小児がん拠点病院の一つであり、先進的で高度な医療が展開されている一方、寝たきりの重症心身障害児の診療やリハビリにも力を入れています。2016年にさいたま新都心の新病院に移転し、PICU、ERやNICUが充実しました。特に同一敷地内にさいたま赤十字病院が移転し、その産科と連携して総合周産期母子医療センターとなりました。さらに、外科系診療科、放射線科、病理科なども小児を専門にしているため、当センターのキャッチフレーズである「For the future, For the childrenこどもたちの未来は私たちの未来」を、病院一体となって目指していることを実感できます。

研修1年目にまず小児内科系診療科で、一般小児科、救急など小児の基本を研修します。その後小児科にとって必須の新生児疾患・先天異常疾患をNICUで研修します。2年目以降、一般小児科の研修と地域医療の実践を目的に、県内の主要な地域医療施設で、担当医として研修します。3年目には再度総合診療科をローテーションし、チーフレジデントとして後輩の指導も含めて研修します。また、より高度な重症患者管理を研修するためにPICUのローテーションに入ることもできます。

本プログラムの大きな特徴として下記の3点が挙げられます。

小児の各領域の重症患者に対する管理に関して、より高度で最新の医療を研修することができます。
埼玉県立小児医療センターには上記の専門科だけではなく、小児を専門とする外科系の診療科、放射線科、病理診断科、遺伝科、歯科、コメディカル部門が充実しています。
さらに、これら各診療科、部門間の垣根はとても低く、いつでも気軽に相談でき、より有意義な研修を送ることができます。先に挙げた近隣他病院での研修ではより充実した一般的な小児医療と地域医療の研修ができます。

連携施設

草加市立病院、上尾中央総合病院、済生会川口総合病院 等
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研修スケジュール

概要

募集予定人数
5名(募集あり)
専攻医・
後期研修医数

3年次 5名、4年次 5名、5年次 4名

【研修医の主な出身大学】
埼玉医科大学、順天堂大学、秋田大学、東京女子医科大学、島根大学、富山大学、信州大学、東邦大学、群馬大学、獨協医科大学、慶応義塾大学

他科研修の可能性
なし
関連大学医局
東京慈恵会医科大学、順天堂大学、日本大学、東京大学など

当科病床数

小児科

316

当科患者数

外来患者数

523

入院患者数

263

医師数

総医師数

193

指導医数 : ー

専門医数 : ー

専攻医数 : ー

応募者へのメッセージ

臨床研修委員会 委員長

田中 学

埼玉県は首都圏の中でも医療の需要が高い地域で、とくに当院は高次医療、総合周産期とあらゆる専門領域を網羅した医療環境として突出しています。
これらの施設特性を活かし、周辺地域の強力な医療機関との連携で研修できるようになっています。
採用枠5という規模ですが、それだけ専攻医一人ひとりが経験、実績を積むことができる機会は多いです。研修修了、専門医取得後のことまで見据えてお付き合いをさせてもらっています。

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