埼玉県専門研修プログラムNavi

埼玉県総合医局機構 KOBATON.med

臨床研修施設

社会福祉法人 恩賜財団済生会支部 埼玉県済生会加須病院

利根

304床

3次救急

東武伊勢崎線「加須駅」より徒歩10分

臨床研修施設

3次救急

ER型救急

住宅補助有

新病院・新病棟

時間外手当

症例数が多い

自由度高い

週休2日以上

当院は2022年6月1日新病院として生まれ変わりました。
救命救急センターを開設し、ロボット支援下手術を開始。また将来的には心血管疾患に対し、高度な診療技術を提供できるようにハイブリッド手術室も用意しています。Common diseaseをたくさん経験できることはもちろん、希少疾患を最初に診断する機会が得られるなど、幅広い患者さんの診療経験が得られる臨床医のスタートには大変恵まれた環境です。

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内科

埼玉県済生会加須病院内科専門医研修プログラム

スタート間もない内科専門研修プログラムでのびのび働き、多くを学ぶ

内科

埼玉県済生会加須病院内科専門医研修プログラム

スタート間もない内科専門研修プログラムでのびのび働き、多くを学ぶ

専門研修プログラムのスタートから間もない埼玉県済生会加須病院。今平先生は、内科専攻医として活躍中です。「のびのび働ける」と話す今平先生にプログラムの魅力などについて教えていただきます。

今平 海斗いまひら かいと

医師期間

専攻医3年目(医師5年目)※取材当時

出身大学

高知大学

お住まい

加須市の賃貸住宅

プログラムスケジュール

研修先の病院名、診療科、特に注力する研修等
論文、院外活動など
医師3年目
済生会加須病院
内科学会地方会
医師4年目
東京都立多摩総合医療センター(1年間)
内科学会地方会
医師5年目
済生会加須病院

プログラム指標※インタビュー対象者の個人の主観です

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5
忙しさ
指導体制
経験値
自身の裁量権
自己研鑽の時間
福利厚生
WLB

ゆとりをもちながらも、多くを学べる新病院のプログラム

埼玉県済生会加須病院は2022年6月に開院したまだ新しい病院で、病院内には常駐型救急ワークステーションを備えています。専門研修プログラムは内科のほかに救急科と整形外科で行われており、今のところ内科プログラムに参加しているのは僕一人です。加須駅から徒歩10分、7階建ての建物に病床は300床ほど、合計25の診療科で地域に暮らす方々の健康を支えています。病院の機能がお隣の久喜市栗橋地区から加須市へと移転するのに伴い、病院を中心にした新たな町づくりも進んでいて、今後が楽しみなエリアです。新しい病院で新しくスタートしたプログラムのためか、ゆとりをもって働ける環境が整っていること。それがこのプログラムの一番の魅力かもしれません。

内科疾患から外傷まで幅広い症例を経験

担当患者さんを平均すると、常時5~10人程度といったところでしょうか。これまでに経験した症例は肺膿瘍、間質性肺炎、ネフローゼ症候群、心不全、脳梗塞など内科領域の疾患はひと通り診てきたように思います。また、当院は三次救急医療機関のため外傷患者さんも多く、幅広い症例を勉強できる点が魅力と言えるでしょう。専攻医3年目の自分に対して、患者さんの多くは人生の先輩にあたる方がほとんどです。週1回の外来を担当するときには、治療を嫌がる患者さんがいらしたり、ご家族から「検査を受けるように説得してほしい」と頼まれることがあったり。大変だなと思うことも少なくありませんが、後になって「あの時はありがとうございました」などと声をかけられることもあって、この仕事をしていて良かったなと思います(笑)。

休暇制度充実の風通しのよい職場が魅力

専攻医3年目の今は糖尿病・内分泌内科で勉強させていただいていて、毎日ほぼ定時に病院を後にすることができています。週末の土曜・日曜は完全休業、事前に申請すれば有休を取ることも決してハードルが高いことはありません。昨今の「働き方改革」は当院にもしっかり根付いていて、女性スタッフの産休・育休制度も万全ですし、職場復帰後は勤務日数などを相談しながら決められるそうです。男性の僕でも育休を取ろうと思えば問題なく取れると思います。こうした働きやすさに加えて、自分としては多彩な症例を数多く経験できていることがありがたいです。指導医の先生方も熱心に教えてくださいますし、診療科同士の垣根が低いため、研修中にいろいろ吸収したいと考えている人にはぴったりだと思います。

Schedule 1日のスケジュール

【糖尿病・内分泌内科】

08:30

出勤

09:00

朝カンファレンス・回診

日中は病棟業務などを行う。

12:00

昼休憩

13:00

各検査や新入院の対応など

16:00

夕回診

17:30

退勤

Cases 経験症例

● 平均担当患者数 3~7人
● 肝膿瘍/急性非代償性心不全/ネフローゼ症候群/間質性肺炎/脳梗塞

内科

埼玉県済生会加須病院内科専門医研修プログラム

風通しがよく働きやすい環境。専攻医の考えを尊重してくれる柔軟性の高いプログラム

内科

埼玉県済生会加須病院内科専門医研修プログラム

風通しがよく働きやすい環境。専攻医の考えを尊重してくれる柔軟性の高いプログラム

新潟大学医学部を卒業後、そのまま新潟に残って初期研修を行った清水先生。2年間の研修を経て地元である埼玉県に戻り、内科専門研修プログラムに取り組む清水先生に、埼玉県済生会加須病院ならではの魅力を伺いました。

清水 優しみず ゆう

医師期間

専攻医1年目 ※取材当時

出身大学

新潟大学

お住まい

加須市の賃貸住宅

プログラムスケジュール

研修先の病院名、診療科、特に注力する研修等
論文、院外活動など
医師3年目
済生会加須病院、腎臓内科
透析学会発表、内科地方会発表
医師4年目
済生会加須病院、腎臓内科
医師5年目
深谷赤十字病院(予定)

プログラム指標※インタビュー対象者の個人の主観です

0
1
2
3
4
5
忙しさ
指導体制
経験値
自身の裁量権
自己研鑽の時間
福利厚生
WLB

腎臓を中心に全身の病気を診られることが腎臓内科医のやりがい

私は「何か人の役に立つ仕事をしたい」と思って医学部進学を目指しました。医療とは別の仕事をしていた両親も「一家に一人、医師がいれば安心だ」と、大学受験を応援してくれました。大学卒業後、2年にわたる初期研修の中でもっとも興味をひかれたのが腎臓内科でした。腎臓疾患のある患者さんは合併症を起こしやすいため、腎臓を中心に全身の病気を診られる点にやりがいを感じました。内科の専門医を目指すにあたり、研修先として埼玉県済生会加須病院を選んだのは、私が埼玉県出身だというのが大きな理由です。また当院は地域の中核病院であり、近隣クリニックからの紹介患者さんも多くいらっしゃいます。入職前の予想どおり腎臓の病気を中心にいろいろな病気を診て、たくさんの経験を積むことができています。

専攻医の考えを尊重してくれる柔軟性の高いプログラム

こちらのプログラムのいいところは、専攻医の希望に柔軟に対応してくださる点ではないでしょうか。当院は内科の診療が充実しているので、いろいろな診療科を回ってみるのもいいですし、私のように腎臓内科をじっくり学ぶことも可能です。また当院は救命救急センターを有する三次救急指定病院でもあり、症状の程度にかかわらず多種多様な疾患を診られることもメリットと言えるでしょう。今は隔週で週に1回外来を担当しているほか、外科の先生にご指導いただいて透析シャントPTA(経皮的血管形成術)を勉強させていただくなど、さまざまな医療技術を身に付けることができています。専攻医3年目は深谷赤十字病院に行く予定ですが、まずは当院で2年間しっかりと腎臓内科を学びたいと考えています。

当直は完全当番制。風通しがよく働きやすい環境が魅力

腎臓内科にかぎらず、当院で働いている人たちはみなさん非常にフレンドリーです。長く新潟にいた僕が最初に驚いたのは、看護師さんがとても優しいことでした(笑)。職場の風通しはとてもいいと思いますから、真面目でやる気さえあれば多くのことを学び、実力を伸ばせるのではないでしょうか。当直などは“完全当番制”になっているので、当番のないときは土日ともフリーになることも珍しくありません。病院は最寄り駅から徒歩10分ほどですし、車があれば休みを利用して遠出することも可能です。もしも分からないことがあれば何でも相談できる環境があり、専門医取得に必要な症例をもれなく経験できるので、内科専門医を取りたいという人には自信をもっておすすめできます。

Schedule 1日のスケジュール

08:10

出勤

08:30

朝カンファ

09:00

朝回診

09:30

病棟指示出し

10:00

透析指示出し、外来透析回診

12:30

昼休憩

14:00

腎生検

17:00

夕回診

Cases 経験症例

●平均担当患者数 4~7人
●慢性腎臓病
●急性腎障害
●ネフローゼ症候群
●ANCA関連血管炎
●IgG4関連疾患

救急科

埼玉県済生会加須病院救急科専門研修プログラム

アットホームさも魅力!専攻医1年目で必要症例を網羅し、救急サブスペ・ダブルボードを見据える

救急科

埼玉県済生会加須病院救急科専門研修プログラム

アットホームさも魅力!専攻医1年目で必要症例を網羅し、救急サブスペ・ダブルボードを見据える

埼玉県医師育成奨学金を利用して進学した山口先生は、県内の救命救急センターを比較検討したうえで済生会加須病院のプログラムを選んだといいます。「現在まで不満に思うことはまったくない」と話す山口先生に、同院ならではの魅力や現在の働き方などを伺いました。

山口 達也やまぐち たつや

医師期間

専攻医1年目

出身大学

埼玉医科大学/2023年卒

お住まい

埼玉県川越市

プログラムスケジュール

研修先の病院名、診療科、特に注力する研修等
論文、院外活動など
医師3年目
済生会加須病院 救急医学科
日本救急医学会
医師4年目
済生会加須病院 救急医学科、連携施設
医師5年
済生会加須病院 救急医学科

プログラム指標※インタビュー対象者の個人の主観です

0
1
2
3
4
5
忙しさ
指導体制
経験値
自身の裁量権
自己研鑽の時間
福利厚生
WLB

「自らの手で命を救える」ことが救急医のやりがい

初期研修で救急科を回ったとき、集中治療室で蘇生処置に参加する機会がありました。幸い急変した患者さんは自己心拍が再開し、これが医師として初めて患者さんを救った経験となりました。そしてこの出来事をきっかけに、救急を専門にしようと決めたのです。僕は埼玉県の奨学金制度を利用して埼玉医科大学に進学しましたので、専攻医のプログラムも県内で探していました。内科から外科まで幅広く経験でき、専攻医であっても主体的に治療に携われる施設。そうした意味で当院は、自分の希望にマッチする数少ない選択肢の1つでした。実際に見学させていただくと、上の先生やコメディカルの方々の雰囲気がとてもよかったのが印象的でした。また、センター長の速水先生から「自分の好きにやってもらって大丈夫」と声をかけていただけたことが、プログラム選びの決め手になりました。

アットホームな雰囲気のなか、専攻医1年目で必要症例を網羅!

僕は救急科専門研修プログラムの第1期生で、同期はまだいません。当初は不安な気持ちもありましたが、皆さんがフレンドリーに接してくださるので、困ることは何もありませんでした。研修を始めてみると、不安なことよりもメリットのほうが大きいことを実感しています。専攻医が1人だからこそ多くの症例を経験でき、1年目のうちに専門医取得に必要な症例が集まる見込みです。また救急科の診療体制は、チーム制と主治医制の「いいとこどり」のような形になっており、1人の患者さんを最初から最後まで診られるところも魅力の1つです。専攻医でも裁量権を持って患者さんを診療できる一方、疑問があればカンファレンスで相談できるのも安心です。僕も主治医として、重症外傷の患者さんにECMOを導入した経験があり、こうしたレアな症例に携われるのも当院ならではだと感じています。

仕事とプライベートを両立し、サブスペ・ダブルボードを目指す

今は、毎朝8時半から始まるカンファレンスに間に合うように出勤し、終業間際に患者さんが運ばれてこなければ定時で帰ることができています。自分が担当している患者さんに何かあった場合には休日・夜間に対応することもありますが、月に3~4回の当直が回ってこなければ土日も休めるため、プライベートも確保できています。僕はこのまま研修を続けて救急専門医を取ったら、次はサブスペとして集中治療の専門医資格を取る予定です。また子どもから大人まで幅広く診られるように、小児科専門医も取得したいと考えています。僕は救命救急センター長の速水先生の言葉に勇気づけられて当院の門を叩きましたが、同期がいない中でも前向きに研修に取り組めているのは、病院全体の雰囲気のよさがあるからです。ぜひ一度救急科の見学にいらしていただき、「ここで働きたい」と思ってくださる方がいたらうれしいです。

Schedule 1日のスケジュール

08:00

出勤

カンファの準備

08:30

朝カンファレンス・回診

適宜、三次救急の対応を行う(必要に応じて、二次救急の応援も)

12:00

昼休憩

13:00

病棟業務・救急対応

適宜、三次救急の対応を行う(必要に応じて、二次救急の応援も)

17:30

退勤

施設にお問合せ