医療法人秀和会 秀和総合病院
東部
350床
2次救急
東武スカイツリーライン/東武アーバンパークライン
春日部駅からバス10分
がん拠点/連携
チーム医療
住宅補助有
女性多い
学会補助有
時間外手当
社宅・寮完備
車通勤
1人1人の志を尊重し、多面的な成長を温かくサポートしてくれる貴重な2年間.
1番の魅力は診療科の垣根を超えた研修が可能である。医局はアットホームな雰囲気であり、様々な診療科の先生に直接質問をしやすい環境。
各診療科内は細分化されておらず、専攻医から指導医全員と深く関わることができ、様々な診療の考え方、手技のコツを知ることができる。また各診療科に研修医は1人であるため、手技の機会にも恵まれている。
内科
秀和総合病院内科専門研修プログラム 指導医
内科
秀和総合病院内科専門研修プログラム 指導医
内科
秀和総合病院内科専門研修プログラム 指導医
結果にこだわらず、この瞬間を一生懸命努力することがキャリアの充実につながる
理学部から医学部へ…、回り道を経て医師になった泉山先生は、医師に欠かせない要素は「優しさ」だと話します。現在は副院長として後進の指導にも力を注ぐ泉山先生に、秀和総合病院ならではの魅力を伺いました。
取材日:2024年9月
更新日:2024年10月
副院長 泉山 肇いずみやま はじめ
何事も思い通りに行かないことの方が多いですが、結果ではなく、今この瞬間を一生懸命に尽力することが今後のキャリアを充実させるものと信じております。
医師期間
29年 ※取材当時
出身大学
東京医科歯科大学医学部医学科 平成7年卒
経歴
2001年6月 東京医科歯科大学医学部附属病院 内分泌代謝内科 医員
2007年12月 東京医科歯科大学医学部附属病院 内分泌代謝内科 助教
2014年4月 東京医科歯科大学医学部附属病院 医療連携支援センター センター長 病院長補佐
2021年4月 秀和総合病院 内分泌・糖尿病内科 副病院長
認定
日本内科学会 総合内科専門医
日本内分泌学会 専門医 指導医
日本糖尿病学会 専門医 指導医
プログラムスケジュール
プログラム指標※インタビュー対象者の個人の主観です
理学部から医学部へ。紆余曲折を経て内分泌代謝のスペシャリストに
僕は最初から医師になろうと思っていたわけではなくて、地元・盛岡の高校卒業後に上京して理学部に入りました。ところが実際に授業が始まると、「選んだ道が違っていたかもしれない」と感じるようになりまして……。そんなとき高校時代の友人と飲む機会があり、医学生だった彼の兄を交えて話をするうちに「研究者よりも医師のほうが向いているのではないか」と気付いたのです。それからは理学部で勉強を続けながら医学部受験に向けて準備を進め、青森にある弘前大学医学部に合格しました。とはいえ弘前大学で過ごしたのはたった1年間。東京での生活が忘れられず、東京医科歯科大学医学部に入り直すことになりました。自分の専門を決める際にも紆余曲折があり、循環器、呼吸器、内分泌代謝の3つでかなり迷いました。最終的に内分泌代謝を選んだのは、予防医学の大切さを痛感したこと、そして「感情移入しやすいのでがん診療は苦手だった…」というのも理由の一つです。
診療科の垣根が低いから、幅広い知識を身につけられる
こちらで診療するようになったのは、当院の前理事長であり、東京医科歯科大学の病院長も務められた坂本先生からお声かけいただいたのがきっかけでした。坂本先生には大変お世話になり「いつか恩返しを」と考えていたところ、思いがけないご縁をいただいた…というところでしょうか。こちらに持参した履歴書の志望動機の欄にも「義理人情」と書いたことをよく覚えています(笑)。当院の特徴として一番にアピールしたいこととして、診療科の垣根が低い点があります。病院全体として和気あいあいとした雰囲気があり、スタッフみんながお互いを支え合うような風土がありますから、何でも質問しやすいと思いますし、さまざまな症例を経験して幅広い知識を身につけてもらえると思います。指導医の数や指導体制も充実していますから、専攻医のみなさんにとっては理想的な環境と言えるのではないでしょうか。
厳しさと愛情を持って「優しい医師」の育成を目指す
専門研修プログラムを終えて専門医の資格を取ったら、その後も引き続きここで仕事をするのか、大学の医局に所属して学位取得を目指すのかという選択を迫られることになるでしょう。残念ながらここで研究を行うことはできませんが、当院は東京科学大学(旧:東京医科歯科大学)の関連病院であり、内科系・外科系いずれの診療科も繋がりがあります。みなさんの中に明確なビジョンさえあれば、僕たちはいろいろな選択肢を提案し、今後の進路に関してサポートすることができます。指導医の僕としては、賢いかどうかにかかわらず「優しい人」に来てもらえたらいいなと思っています。人に優しくすることは医師の基本であり、人に優しい医療を行うためには常に勉強を続けなければなりません。僕たちは患者さんの命を守る使命がありますから、時に専攻医のみなさんを厳しく指導する場面もあるでしょうが、厳しさは優しさの裏返しです。ここでの学びを通して、人に優しい医療を行える医師が一人でも多く育つことを期待しています。
1日のスケジュール
内科
秀和総合病院内科専門研修プログラム 指導医
内科
秀和総合病院内科専門研修プログラム 指導医
内科
秀和総合病院内科専門研修プログラム 指導医
豊富な症例と指導医の充実。医療の枠を超えて「時代に求められる医師」を育成したい
東京医科歯科大学卒業後、腎臓内科医として経験を積んだ坂口先生は、医局を離れた時期がありながら再び医局に迎えられた異色の経歴の持ち主です。「これからの時代に求められる医師を育てたい」と話す坂口先生に、秀和総合病院ならではの魅力を伺いました。
取材日:2024年9月
更新日:2024年10月
医長 坂口 祐希さかぐち ゆうき
医師期間
15年目 ※取材当時
出身大学
東京医科歯科大学医学部医学科 2010年卒
認定
総合内科専門医
腎臓専門医
透析専門医
プログラムスケジュール
プログラム指標※インタビュー対象者の個人の主観です
腎臓内科を専門に、大学病院や関連病院で経験を積む
私は東京医科歯科大学を卒業して医師になり、母校の腎臓内科に入局しました。大学病院や関連病院で経験を積み、埼玉で診療するようになったのは医師9年目でした。今年で医師15年になりますから、キャリアの半分ずつを東京と埼玉で過ごしたことになるでしょうか。この間には医局を離れ、クリニックなどで診療していた時期もあったのですが。思いがけず医局から「戻るように」との言葉があり、「それならば埼玉の病院がいいです」と願い出て、2020年からこちらで診療するようになりました。普通の人からすると少々異色の経歴ではありますけれど(笑)。東京と埼玉、大学病院とクリニック、さまざまな環境に身を置いたからこそ知り得ることがあり、それが自分の強みになっていると感じます。そんな私から見て、東京医科歯科大学関連の臨床研修指定病院の中でも当院はかなりおすすめだと思いますよ。
豊富な症例と指導医の充実、何でも相談できる環境がある
当院のおすすめポイントとして、病床数などを含めた病院の規模に対して、有能な医師が多く在籍していることが挙げられます。市中病院でありながら循環器内科、脳神経外科の医師数が充実していて、そのほかの診療科についてもしっかりとした診療が行われています。特に内科に関しては、「そんなことまで?」と驚かれるようなこともやっています(笑)。私の専門である腎臓内科は県内有数の透析施設(秀和透析クリニック)を有していることもあり、患者数・症例ともに豊富です。腎臓内科領域の疾患は全て経験できると言って過言ではないでしょう。また、若手医師が多くて活気があることも当院の特徴の一つです。当院には診療科ごとの「垣根」がほぼありませんから、聞きたいことをすぐに相談できて、その場で答えが返ってくるようなところも専攻医には理想的な環境と言えるのではないでしょうか。専門家がいない診療科が一定数あるものの、当院を選んで「物足りなさ」を感じることはまずないと思います。
医療の枠を超えて「時代に求められる医師」を育成したい
専攻医を指導する際に気を付けるのは、パワハラ、セクハラ、長時間労働を強制しないなど、ごく当たり前のことです。その中であえて自分の強みを挙げるなら、多様性を受け入れ、個々のキャリアプランを応援している……といったところでしょうか。私自身、医局を離れたときは「これからどうなるのだろう」という心配もありましたが、どんな道を選んでも意外と生きて行かれるものです(笑)。専攻医のみなさんにはぜひ、自分のやりたいことに一生懸命取り組んでほしいですし、みなさんの目標達成のためのサポートは惜しまないつもりです。高齢化と人口減少が進む時代、医師は急性期の治療を行うだけでなく、患者さんの社会復帰を支援することまで求められるようになるでしょう。慢性期病院への転院、在宅医療への移行などの退院調整は地味で面倒なことかもしれないけれど、コメディカルと連携して個々の患者さんに適したサポートを行える医師を、私は育てたいと思っています。
1日のスケジュール
09:00
出勤
回診
09:30
病棟業務・透析業務
12:00
昼休み
13:00
手術or外来、病棟業務
16:30
チームカンファレンス
17:00
退勤
内科
東京医科歯科大学連携プログラム
内科
東京医科歯科大学連携プログラム
内科
東京医科歯科大学連携プログラム
「ここを選んでよかった」。充実した教育体制のもと専門分野プラスαの経験を
母校である東京医科歯科大学の専門研修プログラムに参加し、現在は「連携枠」として秀和総合病院で学ぶ中山先生。内分泌・糖尿病内科は「患者さんに寄り添いながら診療できる点に魅力がある」と話す中山先生に、秀和総合病院ならではの魅力を伺いました。
取材日:2024年9月
更新日:2024年10月
中山 愛梨なかやま あいり
医師期間
専攻医3年目(医師5年目) ※取材当時
出身大学
東京医科歯科大学
お住まい
東京都
プログラムスケジュール
プログラム指標※インタビュー対象者の個人の主観です
充実した教育体制のもとで専門分野プラスαの経験を
私は東京医科歯科大学の内科専門研修プログラムに参加していて、専攻医1年目は医科歯科大学の糖尿病・内分泌代謝内科で勉強していました。2年目以降の研修先として秀和総合病院を選んだのは、春日部市における内分泌診療の中心的な役割を担っている当院ならば「いろいろな症例を経験できそう」だと感じたことが理由です。当院は病院の規模に対して指導医の先生が多くいらっしゃる一方で、専攻医の数はそれほど多くありません。1人の専攻医が担当できる症例は豊富にありますし、診療科の垣根が低いため多様な症例を診られることもメリットだと思います。また関連施設として透析クリニックがあるため、合併症を含めた透析患者さんの管理なども経験でき、自分の専門分野プラスαを幅広く学びたい人にはぴったりではないでしょうか。
多種多様な症例を経験できるから、「ここを選んでよかった」
糖尿病や内分泌疾患については学生時代から興味を持っていましたが、実際に研修で回ってみると、よりいっそう面白さややりがいを感じるようになりました。たとえば糖尿病は患者さんの背景にあるものを踏まえて治療方針を立て、患者さんと一緒に歩いていくような形で継続的な治療を行います。また、長く苦しんでいた症状の原因がホルモンの異常であることが判明し、適切な治療によって症状が劇的に改善する患者さんもいらっしゃいます。当院は他の医療機関から教育入院の依頼が来ることも多いですし、週に2回外来を担当する中でいろいろな患者さんを診られるので、とても勉強になります。産科や小児科がないことをデメリットに感じる人がいるかもしれませんが、それを踏まえてもなお、私は「ここを選んでよかった」と思っています。
糖尿病・内分泌疾患を柱に、内科全般に対応できるジェネラリストに
始業時間は朝9時なので、それに間に合うように毎日8時半には病院に着くようにしています。担当業務は曜日ごとに異なりますが、外来が週2回、救急当番が週1回、総合内科が月1回というのが決まっているほかは、糖尿病の併診をしたり、病棟患者さんを診たりして、遅くても午後7時には帰れるでしょうか。当院は土曜日午前の診療を行っているため土曜出勤はありますが、そのぶん平日の1日を「研究日」としてお休みできます。私の場合はこの休みを利用して、関連施設の透析クリニックで2週に1度、糖尿病回診を担当しています。以前は教育や研究に興味を持っていたのですが、こちらで診療するようになって2年、最近は自分の専門に加えて内科全般を診られるような「ジェネラリスト」を目指すのもいいかな、と考えるようになりました。臨床が楽しいと思えるようになったのも、当院でいろいろな経験をさせていただいたからかもしれません。
1日のスケジュール
08:30
出勤
病棟業務(主科・併診)
外来(専門外来・総合内科外来)
救急当番(AM/PMで当番制)
17:30
~18:30 退勤
経験症例
内科
秀和総合病院内科専門研修プログラム
内科
秀和総合病院内科専門研修プログラム
内科
秀和総合病院内科専門研修プログラム
腎臓・透析専門医を取得して一人前になり、患者さんに適切な医療を提供したい
東京医科歯科大学 腎臓内科の医局の派遣により、秀和総合病院にて研修中の小牧先生。同院は自身の中でも第一希望の研修先だったそうです。「秀和は医局内でも評判の病院だった」と話す小牧先生に、同院ならではの魅力を伺いました。
取材日:2024年9月
更新日:2024年10月
小牧 隼人こまき はやと
医師期間
専攻医1年目(医師3年目)※取材当時
出身大学
東京医科歯科大学
お住まい
駅徒歩10分、病院まで車で10分
将来の目標
一人前の内科医、腎臓内科医として適切な治療を患者さんに提供できるようになること。
プログラムスケジュール
プログラム指標※インタビュー対象者の個人の主観です
透析クリニック併設。理想的な環境で腎臓・透析専門医を目指す
私はもともと、医学研究をしたくて医学部に入りました。しかし大学4年生のときに研究に携わってみて、自分が身に付けたものを少しでも早く患者さんに還元したいと考えが変わり、臨床の道に進むことを決めました。自分の専門として腎臓内科を選んだのは、慢性期医療に興味があったこと、腎臓の病気を中心に総合内科的な診療を行える点に魅力を感じたからです。当面の目標として腎臓内科医として早く一人前になりたいと思っているので、透析クリニックを併設するなど透析症例などを多く診療できる当院は、自分にとって理想的な研修先と言えました。実際に、大学にいた当時よりも症例が集まるスピードが速いように感じますし、臓器ごとに診療科が分かれている大学では担当できない症例も経験できています。
上級医2人×専攻医1人のチーム制で豊富な症例を経験
たくさんの症例を経験できるのは、チーム制で診療していることが理由の1つです。僕は現在、専攻医である自分と上級医2人の3人でチームを組んでいますが、1人で診療するときの3倍もの症例を経験できる計算になるので、非常にメリットが大きいと感じます。チーム制のおかげで、分からないことがあればすぐに相談してフィードバックをいただけますし、安心して診療を進めることができています。腎臓内科は専攻医3人に対して5人の指導医がいてくださいますから、指導体制の充実ぶりをお分かりいただけるのではないでしょうか。時には自分の専門外のことを担当しなければならないこともあって、戸惑う場面もありますけれど……。そうした時も上司がしっかりサポートしてくれるので、「分からない、困った!」となることはありません。
専門医取得後のキャリアを見据えて自己研鑽に励む日々
自分の専門分野をしっかり学べることに加えて、総合内科の外来や救急外来でいろいろな症例を経験できることも当院ならではだと思います。市中病院では診療科の枠を超えてさまざまな患者さんを診ることができます。僕のように腎臓内科領域だけではなく、総合内科医としての能力を高めたい人には、すごくマッチするのではないでしょうか。僕は専門医を取得して一人で診療を進められるようになったら、医局に戻って急性期病院で診療を行いたいと考えております。透析導入となってしまう慢性腎臓病の患者さんを一人でも減らし、かつ透析中の患者さんにはより良い透析管理を出来るように、ここでしっかりと学びを深め、将来のキャリアにつなげたいと思います。
1日のスケジュール
09:00
出勤
09:00
~13:15 総合内科初診外来
13:15
~14:00 昼食
14:00
~16:30 定期外来+病棟業務
16:30
~17:00 チームカンファレンス
17:00
~19:00 病棟業務
19:15
退勤