埼玉県専門研修プログラムNavi

埼玉県総合医局機構 KOBATON.med

医療生協さいたま さいわい診療所

南部

1次救急

JR京浜東北線「西川口駅」より徒歩 約20分

プライマリ

住宅補助有

女性多い

学会補助有

引越補助

時間外手当

自由度高い

論文指導可

「家庭医のいる診療所・家庭医を育てる診療所」をモットーに、その患者さんの固有の物語に寄り添う医療、患者さんの家族や住む地域までも、継続性をもって診ていく医療を実践しています。小児も高齢者も診て、「頭が痛い」「腰が痛い」など内科疾患以外のことや、ときには「夫の病気が心配で眠れない」など家族の相談にものります。家庭医を育成する診療所に認定されていますので、全職員で家庭医を目指す医師研修を支えています。

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総合診療科

さいたま総合診療医・家庭医センター 埼玉協同病院総合診療医プログラム

診療所を中心にした医療・介護の多職種連携で地域住民の暮らしを支える

総合診療科

さいたま総合診療医・家庭医センター 埼玉協同病院総合診療医プログラム

診療所を中心にした医療・介護の多職種連携で地域住民の暮らしを支える

かかりつけ医の存在がきっかけになり、総合診療医を目指すことを決めた瀧井先生が研修先に選んだのは、子どもの頃から慣れ親しんだ埼玉協同病院でした。総合診療科専攻医3年目となる瀧井先生に、同病院の専門研修プログラムの魅力を教えていただきます。

瀧井 未来たきい みく

医師期間

専攻医3年目(医師5年目)※取材当時

出身大学

岐阜大学

お住まい

電車30分以内で通える範囲に病院借り上げ

将来の目標

地域に溶け込むコミュニティードクターになる

プログラムスケジュール

研修先の病院名、診療科、特に注力する研修等
論文、院外活動など
医師3年目
埼玉協同病院(内科)・埼玉西協同病院(内科)
医師4年目
埼玉協同病院(小児科・救急科)・熊谷生協病院(総合診療 病棟・訪問診療)
プライマリケア学会発表(診療所コミュニティードクター活動報告)
医師5年目
川口診療所(総合診療 成人小児の外来・訪問診療)
プライマリケア学会発表(社会派ER活動報告)
医師6年目
川口診療所(総合診療 成人小児の外来・訪問診療)予定

プログラム指標※インタビュー対象者の個人の主観です

0
1
2
3
4
5
忙しさ
指導体制
経験値
自身の裁量権
自己研鑽の時間
福利厚生
WLB

患者さんの暮らしに寄り添う総合診療医を目指して

研修先に選んだ埼玉協同病院は子どもの頃からお世話になっていた病院で、主治医の先生は私が中学や高校に進学する中でも「ずっと僕が診るよ」と言ってくださったんですね。先生には病気のことだけでなく学校での悩みや進路の相談などをすることもあり、「総合診療」という分野があることも先生を通して知りました。そうした背景があったものですから、医学部の実習でいろいろな診療科を経験しても、総合診療に一番魅力を感じました。臓器ごとに分かれた診療科より、自分には総合診療のほうが合っているのではないか、病気の治療だけでなく患者さんの暮らしに寄り添って楽しい時間も共有していきたい…。そんなふうに考えて総合診療のスペシャリストになろうと決めました。

万全のサポート体制のおかげでストレスフリーな毎日

子どもの頃から通っていたので埼玉協同病院の雰囲気は良く分かっていましたし、臨床研修の頃から「総合診療医を育てたい」という病院側の強い思いを感じていました。何よりも病院として患者さんの暮らしや地域全体を支えることに力を注いでいるところが素晴らしいなと思い、プログラムへの参加を決めました。ここでならきっと私が目指す医療ができると思いましたし、実際に仕事をしてみると“水が合う”とでも言いますか。今は本当に楽しく、のびのびと診療させていただいています(笑)。川口診療所には指導医に加えて研修をサポートしてくださる事務さんがいらして、私の希望を聞き取ったり、負担がないように配慮してくださったりするので、充実した毎日を送ることができています。

医療を中心にした多職種連携で地域住民の暮らしを支える

専門研修プログラムの1年目から週に一度こちらに来ていましたし、小児科が新設された時にはプロモーション活動を行ったりしたので診療所への愛着はひとしおです(笑)。建物の1階には地域交流スペースがあり、2階に診療所、3階に通所リハビリなどが入る施設のコンセプト「地域まるごと・家族まるごと」そのままに、医療・介護・福祉が三位一体となって地域の方々の暮らしを支えています。たとえば以前、独り暮らしで通院が難しくなった高齢女性をショートステイで受け入れ、MRI検査などを埼玉協同病院に依頼するなど、一人の患者さんを多職種連携でサポートした事例がありました。単に病気を治すだけでなく、患者さんを取り巻く環境を整えるお手伝いをすること。今は私が本当にやりたかったことをできている実感があります。

Schedule 1日のスケジュール

08:30

出勤

08:40

外来開始

成人・小児ともに診察

13:00

昼食

14:00

訪問診療

曜日により、乳児健診・小児の予防接種あり

16:00

患者中心の医療カンファレンス

総合診療・家庭医において重要な考え方の一つである「患者中心の医療」に沿って、あるひとりの患者をピックアップし、医療側面だけでなく心理社会背景などについて、職員全体で1時間ほどカンファレンスする。

午後に1~2時間のカンファレンスあり

指導医とマンツーマンで症例の振り返り

17:00

退勤

Cases 経験症例

●外来患者100人/月以上、訪問診療10人/月以上、(病棟研修)入院症例40人以上/6カ月
●高齢者が多く医療と介護の両方の支援が必要な方や、貧困など社会的困難を抱えたケースも多い。 そのため併設のケアセンター、通所リハビリ、小規模多機能型居宅介護との連携が日常となっている。
●2023年8月に新たに小児科を標榜してから、1日数人の安定した小児科受診あり(2023年11月時点)、継続的な小児科の研修が可能である。
●診療所1Fのコミュニティースペースで行うイベント・地域活動から、健診や受診につながるケースもあり、地域志向ケアの実践が可能である。
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