医療生協さいたま さいわい診療所
南部
1次救急
JR京浜東北線「西川口駅」より徒歩 約20分
プライマリ
住宅補助有
女性多い
学会補助有
引越補助
時間外手当
自由度高い
論文指導可
「家庭医のいる診療所・家庭医を育てる診療所」をモットーに、その患者さんの固有の物語に寄り添う医療、患者さんの家族や住む地域までも、継続性をもって診ていく医療を実践しています。小児も高齢者も診て、「頭が痛い」「腰が痛い」など内科疾患以外のことや、ときには「夫の病気が心配で眠れない」など家族の相談にものります。家庭医を育成する診療所に認定されていますので、全職員で家庭医を目指す医師研修を支えています。
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総合診療科
さいたま総合診療医・家庭医センター 埼玉協同病院総合診療医プログラム
総合診療科
さいたま総合診療医・家庭医センター 埼玉協同病院総合診療医プログラム
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さいたま総合診療医・家庭医センター 埼玉協同病院総合診療医プログラム
診療所を中心にした医療・介護の多職種連携で地域住民の暮らしを支える
かかりつけ医の存在がきっかけになり、総合診療医を目指すことを決めた瀧井先生が研修先に選んだのは、子どもの頃から慣れ親しんだ埼玉協同病院でした。総合診療科専攻医3年目となる瀧井先生に、同病院の専門研修プログラムの魅力を教えていただきます。
取材日:2023年11月
更新日:2025年04月

瀧井 未来たきい みく
医師期間
専攻医3年目(医師5年目)※取材当時
出身大学
岐阜大学
お住まい
電車30分以内で通える範囲に病院借り上げ
将来の目標
地域に溶け込むコミュニティードクターになる
プログラムスケジュール
プログラム指標※インタビュー対象者の個人の主観です
患者さんの暮らしに寄り添う総合診療医を目指して
研修先に選んだ埼玉協同病院は子どもの頃からお世話になっていた病院で、主治医の先生は私が中学や高校に進学する中でも「ずっと僕が診るよ」と言ってくださったんですね。先生には病気のことだけでなく学校での悩みや進路の相談などをすることもあり、「総合診療」という分野があることも先生を通して知りました。そうした背景があったものですから、医学部の実習でいろいろな診療科を経験しても、総合診療に一番魅力を感じました。臓器ごとに分かれた診療科より、自分には総合診療のほうが合っているのではないか、病気の治療だけでなく患者さんの暮らしに寄り添って楽しい時間も共有していきたい…。そんなふうに考えて総合診療のスペシャリストになろうと決めました。

万全のサポート体制のおかげでストレスフリーな毎日
子どもの頃から通っていたので埼玉協同病院の雰囲気は良く分かっていましたし、臨床研修の頃から「総合診療医を育てたい」という病院側の強い思いを感じていました。何よりも病院として患者さんの暮らしや地域全体を支えることに力を注いでいるところが素晴らしいなと思い、プログラムへの参加を決めました。ここでならきっと私が目指す医療ができると思いましたし、実際に仕事をしてみると“水が合う”とでも言いますか。今は本当に楽しく、のびのびと診療させていただいています(笑)。川口診療所には指導医に加えて研修をサポートしてくださる事務さんがいらして、私の希望を聞き取ったり、負担がないように配慮してくださったりするので、充実した毎日を送ることができています。

医療を中心にした多職種連携で地域住民の暮らしを支える
専門研修プログラムの1年目から週に一度こちらに来ていましたし、小児科が新設された時にはプロモーション活動を行ったりしたので診療所への愛着はひとしおです(笑)。建物の1階には地域交流スペースがあり、2階に診療所、3階に通所リハビリなどが入る施設のコンセプト「地域まるごと・家族まるごと」そのままに、医療・介護・福祉が三位一体となって地域の方々の暮らしを支えています。たとえば以前、独り暮らしで通院が難しくなった高齢女性をショートステイで受け入れ、MRI検査などを埼玉協同病院に依頼するなど、一人の患者さんを多職種連携でサポートした事例がありました。単に病気を治すだけでなく、患者さんを取り巻く環境を整えるお手伝いをすること。今は私が本当にやりたかったことをできている実感があります。

1日のスケジュール
08:30
出勤
08:40
外来開始
成人・小児ともに診察
13:00
昼食
14:00
訪問診療
曜日により、乳児健診・小児の予防接種あり
16:00
患者中心の医療カンファレンス
総合診療・家庭医において重要な考え方の一つである「患者中心の医療」に沿って、あるひとりの患者をピックアップし、医療側面だけでなく心理社会背景などについて、職員全体で1時間ほどカンファレンスする。
午後に1~2時間のカンファレンスあり
指導医とマンツーマンで症例の振り返り
17:00
退勤