臨床研修施設
さいたま赤十字病院
さいたま
638床
3次救急
JR京浜東北線「さいたま新都心駅」より徒歩4分
臨床研修施設
3次救急
がん拠点・連携
住宅補助有
最新機器
症例数が多い
託児所有
週休2日以上
駅チカ
JR京浜東北線さいたま新都心駅より徒歩4分、JR埼京線北与野駅より徒歩6分と、交通アクセスが良く、非常に働きやすい環境です。
また、数多くの症例が揃っており、充実した研修生活を過ごすことができます。
内科
さいたま赤十字病院内科専門研修プログラム
内科
さいたま赤十字病院内科専門研修プログラム
内科
さいたま赤十字病院内科専門研修プログラム
主治医として初療から退院まで一貫して携わり、分野を問わず多数の症例を経験
学生時代から循環器内科を志望し、臨床研修に引き続きさいたま赤十字病院で専門研修プログラムに取り組む池口先生。循環器内科ならではのやりがい、専門医取得後に見据えるビジョンなどをお聞きします。
更新日:2024年01月
池口 琴乃いけぐち ことの
医師期間
専攻医1年目(医師3年目)
出身大学
富山大学
お住まい
借家
プログラムスケジュール
プログラム指標※インタビュー対象者の個人の主観です
治療の成果をダイレクトに感じられることが何よりのやりがい
大学の実習で循環器内科を回った時、治療の成果をすぐに実感できるところがいいなと思いました。胸苦しさや動悸を訴える患者さんに適切な治療を行うことで、患者さんの苦痛を取り除くことができる。そういった部分にやりがいを感じて、当初から循環器内科を志望していました。さいたま赤十字病院は臨床研修でもお世話になっていて、3カ月間ではありますが循環器内科も回りました。印象的だったのは、専攻医の方々が幅広く活躍なさっていたことです。虚血・不整脈・心停止などの分野を問わず、専攻医ながら主治医として患者さんを治療している姿を見て、ここでなら自分が成長できるだろうと思いました。一方で「私にできるだろうか…」という不安もありましたが、上の先生方が優しく指導されている様子も見ていたので、きっと大丈夫だと思いました(笑)。
循環器内科をじっくりと学び、先天性心疾患のスペシャリストに
私は将来、先天性心疾患を専門にしたいと思っていて、そのことがプログラム選びのポイントにもなりました。当院は隣接する埼玉県立小児医療センターと連携して治療にあたる場面もあり、ほかの医療機関と比べてこの病気を診る機会に恵まれています。先天性心疾患をもつ患者さんは、大人になってからもずっと小児科医が治療を担当するケースが少なくありません。私はこの分野を専攻することで、先天性疾患をもつ患者さんの妊娠、出産、生活習慣病など成人特有の問題についてもサポートできたらと思います。幸い当院のプログラムは内科のスーパーローテートがなく、3年間ずっと循環器内科だけを勉強できます。地域医療研修の選択肢が少ないことだけを除けば、そのほかはまったく不満がありません(笑)。
患者さんの主治医として、初療から退院まで一貫して携わる日々
今はおおむね5~10人の患者さんを担当していて、日中はエコーやカテーテル検査を行ったり、見学させていただいたりという感じです。循環器内科は救急で運ばれて来る患者さんが多いため、救急対応に積極的に参加したり、業務終了後の時間を自己研鑽に費やしたりして、病院を後にするのは午後10時頃になるでしょうか。それでも、救急科のドクターと臨床対応にあたり、緊急カテーテル、CCUでの集中治療を経て、エクモやインペラを抜いてようやくお話できるようになって…転院される患者さんを見送る時にはいつも胸が熱くなります。専攻医とはいえ主治医なので、患者さんのことが気になって休みの日に病院に来ることもありますけれど。当直やオンコールがない時は基本的に自由ですし、病院内には託児所や病児保育施設などもあるようなので、女性でも働きやすい環境だと思います。
1日のスケジュール
07:30
出勤
08:00
カンファレンス
循環器内科・心臓血管外科合同カンファレンスの後、チームに分かれてカンファレンスを行います。
08:45
虚血カンファレンス
その日にあるカテーテル検査についてカンファレンスを行います。
09:00
経食道心エコー検査/カテーテル検査/病棟業務 など
曜日によりますが、経食道心エコーなどの検査にはいります。 適宜予定に合わせて、自分の症例のカテーテルを行ったり、興味のある症例・緊急症例のカテーテルに参加したりします。 カテーテルの合間を縫って病棟業務を行います。
19:00
~22:00 業務終了/退勤
経験症例
救急科
さいたま赤十字病院救急科専門研修プログラム
救急科
さいたま赤十字病院救急科専門研修プログラム
救急科
さいたま赤十字病院救急科専門研修プログラム
埼玉県有数の高度救命救急センター。命と向き合いながら多彩な症例を経験
明確な目標が見つけられずにいた時、臨床研修をきっかけに救急科に進むことを決めた武田先生。埼玉県有数の高度救急救命センターで働く日々の様子、救急医としてのやりがいなどをお聞きしました。
更新日:2024年01月
武田 悠史たけだ ゆうし
医師期間
専攻医1年目(医師3年目)
出身大学
秋田大学
お住まい
さいたま市
将来の目標
立派な救急医になる
プログラムスケジュール
プログラム指標※インタビュー対象者の個人の主観です
県内有数の高度救命救急センターで患者さんの命と向き合う
学生時代は「これがやりたい」といった明確なものがなくて、専門を決める時もいろいろ迷いました。そうした中、ローテーションで救急科を回った時に「患者さんの命と直接関わる現場で働きたい」という気持ちが芽生え、救急科に進むことを決めました。さいたま赤十字病院は、埼玉県でも有数の高度救急救命センターです。こちらに見学に来た時、ここでなら自分が成長できることを確信し、救急科の専門研修プログラムに応募しました。実際に今は三次救急ならではの多彩な症例を経験できていますし、救急外来に加えてICUや一般病棟も担当しています。初療から入院、退院まで一貫して携われることに、救急科ならではのやりがいを感じています。
救急・一般・ICUをローテーションし、幅広い症例を経験
当院のプログラムの特徴として、救急・一般病棟・ICUをローテーションで回ることが挙げられます。一般的なプログラムでは数カ月単位で回るところが当院では一週間ずつ。いろいろな科を見られるのがすごくいいなと思っていて、僕がプログラムを選ぶ時の決め手にもなりました。高度救命救急センターには外傷で運ばれて来る患者さんのほか、外科系の緊急手術が必要だったり、ショック状態だったりするケースが多くあります。心停止の状態でやって来た患者さんに心肺蘇生を施し、患者さんが会話できるまでに回復した時などは、自分のした治療の意義を感じます。とはいえ実際には救えなかった命の方が圧倒的に多く、一人でも多くの方を助けられるように、経験から学んだことを今後にいかしたいと思っています。
3年間の専門研修プログラムで自分の武器を見つけたい
担当する患者さんの人数は、一般病棟が5~10人、ICUが1~2人といったところです。外来は日によって違いがありますけれど、平均して4~5人、多い時で10人ほどになります。救急科はシフト制になっていて、基本的に専攻医のオンコールはありません。有休は夏休みなどにまとめて取るのもOKですし、きちんと申請すれば承認されることがほとんどです。当直なども全てシフト制なので、「医師の働き方改革」にもマッチしているのではないでしょうか。今のところプログラムに対する不満はないですし、各分野のスペシャリストと言える先生方にご指導いただきながら自分の武器になるものを探しています。まずは救急科専門医を取得して、その先は外来か、ICUか…? プログラムが終わるまでにはきっと、自分の強みを見つけられるだろうと思っています。
1日のスケジュール
08:30
カンファレンス
10:00
救急外来/病棟/ICU
※ローテーション
16:00
申し送り
17:00
退勤
経験症例
外科
さいたま赤十字病院外科専門研修プログラム
外科
さいたま赤十字病院外科専門研修プログラム
外科
さいたま赤十字病院外科専門研修プログラム
多様な消化器疾患に対応し、専攻医1年目に200症例の手術を経験
学生時代から一貫して外科を志望し、消化器外科の専門研修プログラムに取り組んでいる袰主(ほろぬし)先生。臨床研修に引き続きさいたま赤十字病院を選んだ理由、将来のビジョンなどをお聞きしました。
更新日:2024年01月
袰主 正太郎ほろぬし しょうたろう
医師期間
専攻医2年目(医師4年目)
出身大学
福島県立医科大学
お住まい
さいたま市
将来の目標
多くのがん患者に寄り添い、 自 分の手で多くの命を救う外科医になりたい
プログラムスケジュール
プログラム指標※インタビュー対象者の個人の主観です
消化器外科を専門に、多様性に富んだ疾患を診る
高校生の頃、病気の患者さんを治す外科医の姿をテレビで見て、「手術」というものが深く心に残りました。医学部に入学した後も実習などで手術の楽しさを再認識し、外科に進みたい気持ちが強くなりました。中でも消化器外科を選んだのは、臨床研修のローテーションでこの分野に興味を持ったからです。たとえ同じ疾患であっても、患者背景によって手術戦略が異なり、術式や術後の経過も違ってくる…。そいった部分にやりがいを感じて、この分野を専門にしようと思いました。さいたま赤十字病院は臨床研修でもお世話になっていて、消化器外科の先生方には外科医としての考え方や手術の基本などを教えていただきました。丁寧にご指導いただいた印象がありましたので、専門研修プログラムも迷わずこちらを選びました。
指導医にも恵まれ、専攻医1年目に200症例の手術を経験
当院は三次救急医療機関のため、一般的ながん診療に加えて救急疾患やICU患者の全身管理など、幅広い症例を経験できます。僕の場合は専攻医1年目に呼吸器外科や心臓血管外科などをローテーションで回り、1年間で200症例の手術を経験しました。このうち術者となったのは50例ほどありましたので、非常に充実した1年だったと言えるのではないでしょうか。専攻医2年目の今は、当初からの希望だった消化器外科で勉強していて、常時15人ほどの患者さんを担当しています。外科医としては手術で患者さんが良くなることが喜びである一方、治療がうまく行かなかった時はやるせない気持ちになります。それでも指導医の先生方に励まされ、外科の難しさを感じながらも再び前を向くことができています。
がん診療の最前線で学び、がん手術のスペシャリストを目指す
今は毎朝7時には病院に来て、朝のカンファレンスを終えると手術や外来を担当しています。術後患者さんの対応などがあると帰宅時間が後ろにずれることもありますが、平均して午後6~7時の間には帰れることが多いでしょうか。消化器外科は当直などを当番制にしているため、上級医も含めて科全体でスケジュールを調整し、土日祝の出勤は月に3回あるかどうかといったところです。当直明けは家に帰ってゆっくり休めますし、有休と合わせて3連休にすることもできたりします(笑)。当院の専門研修プログラムは本格始動してまだ歴史が浅いものの、指導医の先生方に教えていただきながら自分で考え、実践できる環境があります。僕は来年、国立がん研究センター 中央病院に研修に行くことになっているので、ここで多くのことを学び、がん手術のスペシャリストを目指したいと思っています。
1日のスケジュール
07:00
出勤
07:45
カンファレンス
09:00
手術(週3~4回)/外来(週1~2回)
16:30
回診
18:30
退勤
経験症例
麻酔科
さいたま赤十字病院麻酔科専門研修プログラム
麻酔科
さいたま赤十字病院麻酔科専門研修プログラム
麻酔科
さいたま赤十字病院麻酔科専門研修プログラム
症例集めに死角なし。麻酔科専門医に続いて指導医取得を目指す
医学部5年目の実習で麻酔科の楽しさに触れた井野先生。医局に入るかどうか悩み、最終的に市中病院で研修することを選んだ井野先生に、今現在の働き方や今後のキャリアプランなどをお聞きします。
更新日:2024年01月
井野 祐希いの ゆうき
医師期間
専攻医4年目(医師6年目)
出身大学
大分大学
プログラムスケジュール
プログラム指標※インタビュー対象者の個人の主観です
全身管理の面白さを感じ、麻酔科医の道へ
麻酔科を専門にしようと思ったのは、大学の実習で麻酔科を回った時に全身管理の面白さを感じたからです。手術を受ける患者さんの血圧や心拍数を一定のレベルに保ち、オペ室から病棟へと安全にお帰りいただく…。そういった部分にやりがいを感じ、麻酔科医を目指そうと思いました。さいたま赤十字病院のプログラムを見つけたのは、研修先を市中病院に絞って探していた時です。合同説明会に出展していたこちらの病院のお話を聞き、条件面などに納得したうえでお世話になることを決めました。実際に仕事をしてみると上級医がみなさんフレンドリーで、何でも相談しやすいので助かっています。職場の風通しが良いことも当院の特徴ではないでしょうか。
1日1~3件の手術を担当。症例集めに死角なし
4年間のプログラムでは3年目に半年間、外部の病院での研修が含まれます。それ以外はずっと当院で仕事をすることになり、今は1日に1~3件の手術を担当しています。これまでに経験した症例としては、胸部外科や脳外科のほかに帝王切開、小児の麻酔など、専門医取得に必要な症例は問題なく集まっている状態です。当院は大学病院と違って専攻医がたくさんいるわけではないので症例の奪い合いになることはなく、余裕を持って症例を集めることができます。ただその反面、同期といえる存在がいないため、少しだけ寂しい思いをしていますけれど(笑)。恵まれた環境のおかげですでに専門医試験には合格しているため、次は指導医を目指すつもりでいます。
基本的に当直なし。オンコールは1年間に数えるほど
毎朝8時前には出勤して、カンファレンスを終えると9時から夕方まで手術が続きます。麻酔科は独自の控室があるので、休み時間はここでほかの先生方と話をしたり、おいしいと評判の食堂を利用したりしています。出勤は基本的に月曜日から金曜日、土日は外勤の先生が当直を担当してくださって、月に1回程度オンコール当番が回ってきます。とはいえこの日に電話がかかってくることはごく稀で、これまでの経験から年に2~3回といったところです。夏休みは平日に5日間取れますし、有休も比較的取りやすいほうではないでしょうか。男性の育休に関しては未知数ですが、女性医師が出産のために研修プログラムを1年間延長したり、子どものお迎えのために定時で帰れるように調整したり、サポート体制は充実しているように感じます。
1日のスケジュール
07:45
出勤
麻酔の準備(月曜日は連絡会、木曜日は勉強会のため8時集合)
08:30
カンファレンス
麻酔管理の症例についてカンファレンスで発表
09:00
手術麻酔
18:00
退勤